理工学術院のメインキャンパスで、ナノ理工学の研究と教育の場です。ナノ理工学専攻の研究室では、最先端の装置と技術を活かして、日々、新しい研究成果を獲得しています。加えて、大久保キャンパス内のクリーンルームや化学実験室に設置された共有設備や共通機器も有効に活用しています。

 

物性計測センターラボ

1993年に設立された理工系の共同利用研究施設。電子顕微鏡や核磁気共鳴装置などの大型分析装置や計測機器が集中管理されていおり、学生向けの講習会と実習も行っています。

 

マイクロテクノロジーラボ

半導体マイクロ加工装置を備えたクリーンルーム。半導体微細加工プロセスや精密めっきプロセスを通して、研究と教育の両面からナノ理工学研究を支援します。

 

「教育・研究活動にともなう公害の発生を防止し、教職員・学生および周辺住民の生活環境の安全をはかる」ことを目的として1979年に設立。薬品の購入・分析・廃棄に関する一連の管理および教育を通して、ナノ理工学研究を支援しています。

文部科学省の私立大学学術研究高度化推進事業「ハイテクリサーチセンター」プログラムにより設置された、 420㎡のクリーンルームを含む地上4階地下1階、計1,500㎡の研究施設。文部科学省科学研究費補助金「中核的研究拠点(COE)形成プログラム」に係る「分子ナノ工学」研究拠点の設立(2001年度)、文部科学省ナノテクノロジー総合支援プログラム「ナノレベルでの極微細加工・造形支援事業」に係る「ナノテクノロジーファウンドリー」の設立(2002年度)、文部科学省21世紀COEプログラムに係る「実践的ナノ化学」教育研究拠点の設立(2003年度)などを実現し、ナノテクノロジー推進の柱である、基礎研究・産官学連携・人材育成の場となっています。2004年度には、文部科学省科学技術振興調整費「戦略的研究拠点育成プログラム」に選定され、160㎡のクリーンルームを含む約3000㎡の大規模な研究施設を新設し、医工連携と文理融合による新しい研究教育を担う場(スーパー・オープンラボ)としても活動しています。

「新産業分野の創出及び社会の持続的安全性向上に貢献する」を目的とした研究所。オープンラボを通して、ナノ理工学研究をマテリアルサイエンスの視点から支えています。